【WSET Lv.3 受験】マルレポ【Vol.2】

  

ブドウも開花していよいよ戦闘開始!な空気ただよう今日この頃。
毎日たまらぬ暑さですね!
長野県でも昼間の畑作業はしにそうになります。がんばります。

 

 


  

 

栽培環境

ブドウの樹に必要なもの

ブドウが成長過程を完了するためには5つの要素が必要です。

 

・熱
・日照
・水
・栄養分
・二酸化炭素

  

必要なパーティーは、こう。

満載なつっこみどころにはひとまず目をつむって(大切なのは雰囲気)、ひとつずつ見ていきます。

  

ひとつめは、
ブドウは気温が10℃に満たないと育ちません。
ブーバー!出番だ!(選抜理由:ほのおのからだ)
生育期における熱の量は、どのブドウ品種がどこで栽培可能かを左右する決定的要素になります。

  


ブーバー。

  

熱に影響を及ぼす要因

× 緯度】
▶ほとんどのブドウ畑は北緯、南緯ともに30~50度の地帯に位置
…生育と休眠に適した気温が必要なため

 

× 標高】
▶標高が高くなると気温が下がる
…赤道に近くても標高の高い地域ではブドウ栽培が可能(アルゼンチンのカファジャテとか)

 

× 海流】
▶主な海流は海洋水面の全域で大きな暖流や寒流となって流れる
 …一定のワイン産地で局地的に温暖な地域や冷涼な地域が生まれる

たとえば…
 ▶フンボルト海流(寒流:チリ沖
 ▶ベンゲラ海流(寒流:南アフリカ沖
 ▶メキシコ湾流(暖流:北西ヨーロッパ
  

× 霧】
▶霧がなければブドウ栽培が困難な地域を冷涼化する
…カリフォルニア州やチリのカサブランカ・ヴァレーなど

 

× 土壌】
▶濃い色の土壌や小石・岩石を多く含む土壌
→太陽熱を吸収・再放射する能力が高い!

▶水分を多く含む土壌
→暖まるのにより多くのエネルギーが必要
→樹の熱を速く伝導してしまう
→萌芽が遅れる原因にもなる

 

× 方角】
▶方角=斜面が面している方向
…方角が赤道に向いているブドウ畑が最大の熱を吸収できる(傾斜が大きくなると効果はさらに高くなる)

 

   

大陸度と日較差

【大陸度】
もっとも寒い月ともっとも暑い月の気温差
▶ブドウの生育期間の長さを左右
▶ブドウの樹が利用できる熱の総量に影響
地域にあったブドウ品種の判断にも影響

\ 大陸度が高い! /

・かなり内陸部
・季節による気温差が大きい

\ 大陸度が低い! /
・大水塊に近い地域
・年間を通して気温の変化がゆっくり

※大水塊…海や湖
陸塊よりもゆっくり暖まりゆっくり冷える
→周囲の大気が冬はあたたかく、夏は涼しくなる

 

【日較差】
日中と夜間の気温差
→夜間涼しいとアロマと酸味が失われるのを防げる
→夜間暖かいと成熟がはやまる

※畑が水塊に近いと日較差が縮まることがある

 


ブーバー…むずかしかったな。ブーバー。

   

気温による被害

【冬の被害】
▶case1:氷点下20℃以下
・ブドウは深刻な被害を受ける(接ぎ木した部分が一番被害を受けやすい)

case2:亜熱帯気候
・ブドウが休眠期に入れず複数回にわたって実をつける→樹の寿命が短くなり、品質も悪くなる

case3:暖冬
・害虫がたくさん生き残り翌夏に樹が襲われる

 

【春の霜】
受けるととにかくつらい霜害(枯れちゃうので)
予防策は主に4つ

▶1:ヒーター
・ヒーターから出る熱が大気の動きを起こすことにより、冷たい空気が一か所に留まらないようにする

▶2:送風機
・上から暖かい空気を取り込んで地面の温度を氷点以上に保つ

▶3:スプリンクラー
・ブドウの樹に散水し、その水が氷るときにブドウの樹の組織に熱が放出されて樹を保護する
 (水が氷に凍結するとき、水1gにつき80calの放出する熱・潜熱を利用するんですって。理科ムズカシイネー)

▶4:ブドウ畑の場所
・冷気が集まる窪地を避けたり、ブドウの樹を高く整枝する

 

【生育期間】
春の低温

・萌芽が遅れる原因に!完熟する時間が足りなくなるかも…

夏の高温
・酷暑が長く続くとブドウの樹のあらゆる活動が遅くなる
(水が十分にあっても最終的に活動停止)

 

日照

2つめは、日照
光がないと光合成が起こらず、植物は死んでしまいます。
こまりますね。
そんな時にはキマワリ!(選抜理由:サンパワー)

  


キマワリの季節ももうすぐですね。あほかわいい感じがすきですキマワリ。

  

日照に影響を及ぼす要因

日照 × 緯度】
▶赤道から離れるほど、夏の生育期間に日中の時間が長くなる
…ドイツでもリースリングが成熟できる重要な要因

 

日照 × 海と湖】
▶大水塊が近くにある畑は、雲量が増える
…場合によっては水面で反射される日光の恩恵が受けられる

▶陸塊の中央にある畑は、晴れの日が多くなる

 

日照 × 方角】
▶赤道に向いているブドウ畑は日照量が最も多い
…極地のブドウ畑ほど日照を得る重要性が高まる

  

日照による被害

case1:日照量がすくない
・開花と結実がきちんと行われない
・光合成のスピードも遅くなり完熟できなくなる

▶case2:日射が強すぎる
・日焼けが起こり、果皮に苦味が出る

  

3つめは、
光合成を行うために必要です。
がんばれ!ニョロゾ!(選抜理由:かわいい)

葉が成長して樹冠が出来たあとは、水の供給を制限することで成熟に有利になることもあるようです。

 

そろそろ畑にもカエルがたくさん出てきます。アマガエルって皮膚の粘膜に毒があるんですって!知らずにべたべた触ってました。

  

降雨と灌漑

降雨での水の供給が足りない場合、法律で認められていれば灌漑を行うことが可能

 

【点滴灌漑】
▶もっとも高度で費用がかかる
▶ブドウの樹それぞれに点滴装置を備え、最適な水の量を与えられるようコンピューター制御されている

【スプリンクラー灌漑】
▶点滴灌漑より安く済むが、水をたくさん無駄にする
▶畑が湿るので病害のリスクも高騰
▶きちんと設計すれば霜害予防にも使用できる

【湛水灌漑】
▶めちゃくちゃ安く済む方法
▶平坦もしくは非常に緩やかな傾斜地で、大量の水を得られる畑のみに使用可

 

水による被害

case1:干ばつ
・水不足ストレスにより成熟が困難に(最終的に枯死することも)

case2:過剰な水
・成熟期にも新梢や葉の成長をつづけてしまう
  …果実の成熟に必要な糖分を樹の成長で消費
  …樹冠による影が増えて果実の成熟を妨げる
・土壌が水浸しになり根に水がしみ込んで死んでしまう
・収穫間近の過剰な雨で果粒がふくらみすぎる
・湿気により菌類による感染蔓延につながる

case3:
・果実や樹そのものにまで被害が及ぶ(全収穫物が破壊されることも)
・予防網(高価)で防ぐか、畑の複数所持でのリスクヘッジが大切

  

栄養分(土壌)

ブドウの樹に水と栄養分を供給するのが、土壌。
まかせたぞ!ナックラー!(選抜理由:じめんタイプだった)

 


ナックラーかわいいです。亀なの?って思ってたけどアリジゴクなんですね。

  

土壌の構成

深さは数センチ~数メートルまでさまざまで、その下にある基岩を覆っている

【小石、砂、粘土】
▶下にある岩や、上の堆積物から生じる
▶土粒子の大きさが重要!(小石が一番大きな土粒子)
▶残りの土壌は小さな粒子でできている
→中でも砂(最大の粒子)と粘土(最小の粒子)が重要

【腐葉土】
▶有機物が分解されてできたもの
▶養分に富み、水の保持性に優れている

 

土壌と水

▶最良の土壌のおおくは、ローム(砂と粘土の粒子の混合)
▶水はけがよく、生育に必要な水は保持できる

※粘土が多すぎる…水浸しになりやすい
※砂や石が多すぎる…水の保持が悪い

  

土壌と栄養分

▶ブドウに重要な栄養分:
窒素・リン・カリウム

栄養が欠如すると…

白化現象で葉が黄色くなり光合成を妨げられる
→肥料を使用することで解決可能!

  

  


 

はー!長かったー!
寄り道(落書き)していたので余計に時間がかかってしまいました。
JSA(日本ソムリエ協会)とはまた違った視点でおもしろいですね。

あ…ドガース…
ドガースはガスだから二酸化炭素かな…という安直な理由で選びましたが、教科書にその後一切の記載がなかったので忘れておりました。

光合成には二酸化炭素不可欠です。ドガースありがとう。

 

レポート書いて終わりです。
おつかれさまでした。

 

 

 

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