ブドウ畑三昧してきました【福井原ツアー】

高品質ブドウの隠れ里

 

「福井原」、ご存知ですか?
信州は高山村にある、山際の小さな集落です。

高山村、といえば日本ワインのお好きな方なら聞いたことがあるかもしれません。
カンティーナ・リエゾーさんや信州たかやまワイナリーさんなどが存在する、長野の中でも活気のあるワイン産地のひとつなのです。

先日畑仕事の合間に時間が出来たので、軽トラに乗ってぐるりんと畑巡りをしてきました。

大前須坂線から山手の方へ。
くねくねとした坂道を上がっていくと、こんなところにブドウがこんなに…!?と目をみはるほど、美しい畑が広がっていました。

 

二人三脚のブドウ栽培

 

こちらの写真は、サントリーさんなどの大手ワイナリーにブドウを供給している大内ご夫妻の畑。
風がさあっと吹き抜ける緩やかな斜面の畑で、お二人そろって芽かきの真っ最中でした。

フルーツゾーンが少し高めになっているのは、醸造家さんからの要望だそう。
なんでも、主幹の長さが果実の成熟スピードに関係するとかなんとか…(詳しくは調査中です)。

「わたし、芽かき遅いから今旦那に2列分差をつけられてるの!」と、笑顔で話す奥さま。素敵です。

  

介入は、最小限で

 

続いてはドメーヌ長谷さんの畑へ(畑の様子がガラリと変わりました)。

樹間の草がのびのびとしています。
草刈はほんの数回のみ。
畝間にも草を残すことで、虫たちの居場所をつくっているそうです。

長谷さんもちょうど畑で作業中。

有機栽培の大変さ(納豆菌の農薬が高いとか)、毎年の試行錯誤などたくさんのお話をしてくれた中で「僕の目指す畑は森ですから」という言葉がとても印象的でした。

お話上手な長谷さんについつい引き込まれて長谷さんのワインが飲みたくなりましたが、残念ながらどの酒屋さんでも見つけることが出来ず(大人気ですね)。

今年も大きく方向転換したそうなので、今後リリースされるワインを楽しみに待ちたいと思います。

  

永遠のテーマ「ピノ・ノワール」

 

こちらの整然とした畑は、知る人ぞ知る実力派栽培家・佐藤昭夫さんの畑。
6haを超える畑をお二人で管理されているそうです(ものすごくすごい)。

昭夫さんと言えばピノ・ノワール!(そして生ハム)
メルシャンさんの「キュヴェ・アキオ」はあまりにも有名ですね。

不思議なことに、樹間に生えているのはすべてスギナ。(ツクシです)
どんな意図があるのか…今度お会いした時に聞いてみます。ツクシ。

  

とっても楽しみ部門・No.1

 

最後にチラッと寄ったのは、高山村で一番新しいワイナリー「ヴィニクローブ」さん(の、ワイナリーのすぐ横の畑)。
木製の隅柱…たまらんかっこよさですね…!

県外から移住されてきた、とっても素敵なご夫婦が立ち上げられたワイナリーです。
残念ながらクローズの看板が出ていたので、次はオープンしているときに再訪したいと思います。

 

畑って、一見どこもだいたい同じように見えて、その実とても一言では言い表せない想いがみっちみちに詰まった場所なんですよね。

わたしも日々向き合っているブドウたちがワインになるまで、真摯に誠実にがんばろうと心に決めて、福井原(高山)ツアーを終えたのでした。

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