【2019→2020】ソムリエ教本変更点まとめ【チリ】

こんにちは!
マルです。

本記事では、2019年と2020年の教本を読み比べて見つけた変更点をまとめています。

前回の【カナダ】に引き続き、今回は【チリ】です。

前回の記事はこちら
【2019→2020】ソムリエ教本変更点まとめ【カナダ】

変更点や新しい記載からの出題は毎年多い傾向にありますので、ぜひチェックしてみてください。
今年ソムリエ試験を受験される方はもちろん、すでに資格を持っている方の知識のアップデートにお役立ていただければ幸いです!


イースター島のモアイ像

 

プロフィール

【変更】P225

2018年度データ
チリワイン輸入量(ボトル換算)
→602万4,989ケース
バルクで輸入しているものを合わせると
→704万ケース(前年比6.4%減)

【追加】P225

チリワインとヨーロッパワイン(EUワイン)の関税差がなくなった
チリワイン:2019年4月以降関税ゼロ
ヨーローッパワイン:2019年2月に日欧EPAが結ばれ、関税ゼロ

 

歴史

20世紀~1980年代

【追加】P226

栽培技術の導入
 イタリアから大量栽培に適したパラール(棚栽培)が導入

灌漑設備の整備
 フラッド灌漑が整い、増産体制が盤石に

パイスの栽培方法変遷
 コンセプシオン近郊の非灌漑地(セカノ・インテリオール)での株仕立て(エンバソ)から、マウレやイタタなどの平地での棚栽培・フラッド灌漑

新植禁止の事態

 ヨーロッパでの台木の導入によりワイン生産が復興、チリワインが不要となったため

 

チリのブドウ栽培面積
1875年:44,000ha(ヴィニフェラ種のみの情報)
1900年:80,000ha(ヴィニフェラ種のみの情報)
1974年:106,000ha
1994年:54,000ha(南部のパイスとムスカテルの畑40,000haにユーカリや松を植えたため減少)
訪れる旅人が絶賛するトーレス・デル・パイネ国立公園
  

気候風土

ブドウ成熟期の涼しさの確保

【追加】P228

ブドウ畑が拓かれた場所に「リオ・ブエノ」が追加

 

主なブドウ品種

【変更】P229

2017年度データ
ブドウ栽培面積:135,908ha
(赤ワイン用:99,773ha / 白ワイン:36,135ha)

【変更】P229

・言語表記になったもの

≪フランスのブドウ学者≫
 「Claude Vallatクロード・ヴァラ
Jean Michel Boursiquotジャン・マルク・ブルクシオ

≪カルメンのエノロゴ≫
 「Alvaro Espinozaアルバロ・エスピノサ

≪アルバロが市場に紹介したカルメネールのワイン≫
 「Grand Vidureグラン・ヴィデュール 1994」

カリニャン

【変更】P230

・カリニャンの栽培面積:851ha(+40ha) 

 

チリの食文化と料理

【追加】P232

チリの食文化の源は、
チリの先住民スペインからきた征服者
→その融合によって今日のチリ料理がある

 

たとえば…

アラブ風のスパイスやハーブはスペインからの開拓者が持ち込んだもの
→スペインがムーア人に占領されていた頃の名残

 

チリの料理

Empanadaエンパナーダ…具のはいったパン
皮:スペイン由来の薄皮
中身:先住民族アラウカノ由来のPinuピヌ(挽肉に炒めた玉ねぎとスパイスを混ぜたもの)

Chocloチョクロ…トウモロコシ
トウモロコシを使った料理は先住民由来

Pastel de Chocloパステル・デ・チョクロ…トウモロコシのグラタン

Humitasウミタス…チリの伝統的なおやつ
クリーム状にしたトウモロコシにバジルを加えて、トウモロコシの葉で包んで蒸したもの

Asadoアサード…バーベキュー
牛・豚・鶏の飼育も盛んであるため

Cevicheセビーチェ…魚介のマリネ
南北に細長い国土のため、どこからも海が近く新鮮な魚介が豊富

 

ワインの産地と特徴

D.O.セカノ・インテリオル

【追加】P234

2018年からD.O.セカノ・インテリオルの適用される地域で収穫したパイスとサンソ-であれば、地域名D.O.が表記可能に。
(以前はSAGのラベル表示可能品種に入っていないパイスとサンソ-の救済措置的D.O.だった)

 

※参考資料
D.O.Secano Interiorは下記地域の非灌漑畑で収穫したパイス、サンソ-の原産地呼称。
また、これらは地域名D.O.を表記することも可能。(D.O.マウレなどの様に)

Sub-
Region
ZoneArea
Curico
Valley
Teno
Valley
Rauco
Romeral
Lontue
Valley
Molina
Sagrada
Familia
Maule
Valley
Claro
Valley
Talca
Pencahue
San Clemente
San Rafael
Loncomilla
Valley
San Javier
Villa Alegre
Parral
Linares
Tutuven
Valley
Cauquenes
Itata
Valley
Chiillon
Portezuelo
Coelemu
Bio Bio
Valley
Yumbel

 

 

以上で【チリ】は終了です。
食文化、お料理が追加されましたね!アルゼンチンと通ずるところもあるので、復習しつつ進んでいきましょう。

次記事では【クロアチア】についてまとめていきます。

マル
マル
お疲れさまでした!

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