【2019→2020】ソムリエ教本変更点まとめ【オーストラリア】

マル
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こんにちは!
マルです。

本記事では、2019年と2020年の教本を読み比べて見つけた変更点をまとめています。

前回の【アルゼンチン-後編-】に引き続き、今回は【オーストラリア】です。

前回の記事はこちら
【2019→2020】ソムリエ教本変更点まとめ【アルゼンチン-後編-】

 

変更点や新しい記載からの出題は毎年多い傾向にありますので、しっかりチェックをしていきましょう。
今年ソムリエ試験を受験される方はもちろん、すでに資格を持っている方も、知識のアップデートのためにぜひご覧ください。

P157~ プロフィール

【変更】2018年度データ

・ブドウ栽培面積:14万6,128ha
ボルドー(112,200ha),カリフォルニア(194,136ha)
・ワイン生産量:12,900,000hℓ
・ワイナリー数:2,468社

 

【追加】P158

The National Vintage Survey のヴィンテージ2019レポートより
・ブドウ破砕量5,000t以上のワイン生産者:39社(全生産量の89%
・ブドウ破砕量500t未満の小規模生産者数:全体の8割(全生産量の3%

P158~ 歴史

18世紀後半~第二次世界大戦まで

【変更】P158

・オーストラリアのワイン造りの歴史:230年超え
・ワイン生産の広まりに関して具体的な年号の削除

【追加】P158

・フィロキセラの発見について
…ヴィクトリア州ジロング近郊で発見されたという記載の追加

 

2000年~2005年 再編の時代

【追加】P160

カセラ・ワインズ」について以下の旨の記載追加

2014年:バロッサ・ヴァレーの有名ブランドPeter Lehman」をスイス人オーナーから買収
…伝統あるブランドの所有権をオーストラリアに取り戻したと話題に


2016年:ラザグレンで150年の歴史がある「Morris Wines」を所有するペルノ・リカールを買収
…伝統あるブランドの救済


カセラ・ワインズの代表ブランド「Yellow tail」

P161~ 土壌及び産地のあり方

【追加】P161

「Jimmy Watson Trophy」についてマーカー部分の記載追加

「ロイヤル・メルボルン・ワインショー」において仕込みから1年後の赤ワインで競う

食文化とワイン・サービス

【追加】P162

メルボルンのレストラン事情について以下の記載追加

・地元食材を使用したファインダイニングがグルメの都をリード
…「Vue de Mondeヴュー・ド・モンド」や「Atticaアッティカ」など


・イギリスの有名レストラングループが2015年10月にDinner by Heston Brumenthalディナー・バイ・ヘストン・ブルメンタール」の2号店をオープン


・2017年「世界のベストレストラン50」授賞式が開催


BYOは一般的でなくなっている
…ワインの品揃えにこだわったレストランやバーの増加

 

P165~ ワインの産地と特徴

【変更】2018年度データ

【国内ブドウ栽培面積】
・南オーストラリア州(51%)
・ニュー・サウス・ウェールズ州(23%)
・ヴィクトリア州(16%)
・西オーストラリア州(8%)
・タスマニア州
・クィーンズランド州

 

西オーストラリア州

マーガレット・リヴァー

【変更】P167

ブドウ破砕量(2019年度実績)
①カベルネ・ソーヴィニヨン(4,398t)
②ソーヴィニヨン・ブラン(3,952t)
③シャルドネ(3,677t)
④セミヨン(3,410t)
⑤シラーズ(2,595t)

マンジマップ

【追加】P168

小規模な家族経営の「Peos Estate」が近年注目を集めているという記載

ぺムバトン

【追加】P168

モス・ウッド創設者ビル・パネルに関する記載の追加

・マーガレット・リヴァー創業5生産者のひとり
・ブルゴーニュで研修した経験を携え1993年に「Picardy」を設立
・ブルゴーニュから輸入したシャルドネとピノ・ノワールのクローンを栽培


エアーズロックがあるのはノーザンテリトリー州。

南オーストラリア州

バロッサ・ヴァレー

【追加】P170

樽に関して、以下の記載の追加

・バリック(225ℓ)より大きいサイズの「Hogsheadsホグズヘッド(300ℓ)」や「Puncheonsパンチョン(500ℓ)」も一般的に使用されている

クレア・ヴァレー

【追加】P172

小地区(非公式)に追加

Sevenhillセヴンヒル
Auburnオーバン

 

ヴィクトリア州

ヤラ・ヴァレー

【追加】P175

・白ブドウ品種にソーヴィニヨン・ブランピノ・グリが追加
・アッパー・ヤラ・ヴァレーの若手有力生産者にHoddles Creekホドルス・クリークが追加
・ヒールズヴィルに蒸留所「Four Pillars」:オーストラリアを代表するクラフトジン

マセドン・レーンジズ

【追加】P178

「個性的な小規模生産者」の具体名が追加

BindiビンディCurly Flatカーリー・フラッ:ピノ・ノワールとシャルドネでカルト的人気
Cobaw Ridge:2011年バイオダイナミック認証を取得

ラザグレン

【追加】P179

「家族経営で代々続く伝統ある生産者」の具体名が追加

Chanbers Rosewood:1858年設立
Campbells:1870年設立

 

ニュー・サウス・ウェールズ州

ハンター

【追加】P180

Tyrrell’s社の「VI\ATI Semillon」について、最低5年の瓶熟を経てリリースされるという記載

オレンジ

【変更】P180

標高:600~1,150m(前年度は900mという記載)
気温:真夏の平均気温が穏やかで暖かく32℃を越えることは滅多にない(前年度は越えることもあるという記載)

【追加】P181

以下の記載の追加

・シドニーから車で3.5時間、キャンベラから車で3時間の距離
・劇場やアートセンターでのオペラや文化鑑賞、ゴルフ、気球なども楽しめる

リヴァリーナ

【追加】P181

以下の記載の追加

・カセラ社の本拠地で「Yellow tail」の原料供給地
・貴腐ワインでは「De Bortoli Noble One」が国際的に非常に有名

 

タスマニア州

【変更】P181

2019年度の総収穫量17,180t

生産構成
①ピノ・ノワール(41.5%)
②シャルドネ(27.8%)
③ソーヴィニヨン・ブラン(12.3%)
④ピノ・グリ(7.8%)
⑤リースリング(5.7%)
…そのほか、ムニエ、シラーズ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、ゲヴュルツトラミネル

【追加】P181,183

・総収穫量の38%がスパークリングワインに使用される
Domaine A:2018年現代美術館Monaを運営するMorilla Estateに買収された
…美術館にはセラードアやレストラン、バーも併設され、観光名所となっている

 

 

以上で【オーストラリア】は終了です。
具体的なワイナリー名が記載されたり、細かな変更が多くみられました。

次記事では【オーストリアについてまとめていきます。

マル
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お疲れさまでした!

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