【ソムリエ二次試験】テイスティング参考書籍【まとめ】

マル
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こんにちは!
マルです。

本記事では、ワインのテイスティングを勉強する際に参考になる、おすすめ書籍を紹介しています。

わたし自身がソムリエ試験を受験した時やコンクールの勉強をしていたとき、実際に使っていた(尚且ついまだに愛読している)本をまとめました。

5分ほどで読める記事となっております。
みなさまの書籍選びの参考になれば幸いです。

 

テイスティング参考書籍

 

ワイン テイスティング バイブル

谷 宣英 著(発行所:ナツメ社)

国内外のコンクールで数々の入賞を果たしている日本のトップ・ソムリエの1人、谷宣英さんの著書。
この1冊で、テイスティングに必要なすべてが網羅されています。まさにバイブル。

 

この本の構成要素!
①技術の基本:テイスティング技術を身につける
②ワインの基礎知識:判断基準の幅を広げる
③テイスティングの実践:コメントの表現力を高める
  
具体的な内容について説明していきます。
①技術の基本では、外観・香り・味わい・判断までの4STEPをイラストと写真を使って丁寧に解説されています。
②ワインの基礎知識では、品種はもちろんですが、「産地の特徴」「造りによる特徴」「熟成による特徴」までもが細かく解説されています。
個人的に「造りによる特徴」は、このテイスティングバイブルが他のどの本よりもわかりやすかったです。
③テイスティングの実践では、具体的なテイスティングの練習方法から、品種の違いによる比較コメントや、醸造法の違いによる比較コメントがぎっしり記載されています。
また、別冊でついている「テイスティングシート&テイスティング用語集」は、わたしのテイスティングコメントの基本に型になっています。
  
   
【特に参考にしたPOINT】
・香りの分類と特徴
・テイスティングチャート
・醸造テクニックとワインの特徴
・テイスティングの練習方法
   
   

ワイン テイスティング -ワインを感じとるために-

佐藤 陽一 著(発行所:株式会社ミュゼ)

こちらも国内外のコンクールで名を馳せる日本のトップ・ソムリエ、佐藤 陽一さんの著書。
ワインのテイスティングにがっつりと焦点を当てた内容となっています。

 

この本の構成要素!
①外観・香り・味わいの捉え方とその理由
②判断をするということ
③テイスティング実践
  
具体的な内容について説明していきます。
すべての章に共通していることですが、得られる結果に対しての理由「なぜそうなるのか」が明確に記されています。
理由を知っていると、結果から得られる情報というのは格段に多くなります。
例えば、「シャルドネからはバターみたいな香りがするな…」という結果から得る情報として、次のどちらの方が自分のレベルアップにつながると思いますか?
①「シャルドネはバターのような香りがする品種だ」という情報だけを得る
②「なぜシャルドネからはバターのような香りがするのか?」を考える
これは、②の方が確実にレベルアップします。
なぜなら、理由を考えることによって、それに付随する情報も自分の頭に入ってくるからです。
上の例で言えば、「バターの香りはマロラクティック発酵からくるらしい」「マロラクティック発酵ってなんだっけ?」「どんな品種で行うっけ?」…などなど。
自分が感じた「なぜ?」や、知っておくべき「なぜ?」を示してくれる、そんな1冊です。
   
   
【特に参考にしたPOINT】
・外観を造る要素
・香りの単語一覧表
・判断のステップ-初級編~上級編-
・ワインチェックシート
  
   

ワインの香り

著者:東原 和成 / 鹿取 みゆき / 佐々木 佳津子 / 大越 基裕 / 渡辺 直樹(発行所:虹有社)

ワインテイスターやワインジャーナリスト、フランス国家認定醸造士など、さまざまなワインのプロフェッショナルが、「そもそも香りって何?」という入り口から丁寧に説明をしてくれている本です。

 

この本の構成要素!
①前半:「香り」とは?なぜ香る?をQ&A形式で解説
②後半:「香り」を表現するための知識を解説
  

具体的な内容について説明していきます。

①前半では「ワインはなぜ香るのか」「ワインの香りが出来るまで」という部分にスポットを当てています。
とても大切な内容ですが、ソムリエ資格を持っていてもこの部分を説明できる人はあまりいないかもしれません。
たとえば、「グラスに注がれたワインの香りを人が感じ取れるのはなぜ?」「ラズベリーの香りがするワインって書いてあるけど、ラズベリーの香りなんてしないのはなぜ?」など。
わたしもこの本を読むまではふわっとしか説明できませんでした。

②後半ではテイスティングに使用する用語を日本人の感性で作成した「日本のワインアロマホイール」を元に、香りの用語が写真と共に解説されています。
また、ワインに見られるオフフレーバーについても、原因となるにおい物質についてなどの興味深い記載が多くあります。

そして何よりのおすすめポイントは、この本に「アロマカード」という素晴らしい付録がついているということ。
12枚のカードを単体・または組み合わせることにより、27種類の香りを実際に嗅ぐことが出来るようになっています。(アンズやカシスなどの果実から、カシスの芽やオークなどの嗅ぐ機会の少ないものまで様々。)

本自体の価格は少々高く感じるかもしれませんが(4,000円)、香りの勉強用にワインのアロマキット(約45,000円)を買うより、4,000円で27種類の香りを勉強できるこの本はお財布と勉強の強い味方になってくれるはずです。

 

【特に参考にしたPOINT】
・アロマカード&日本のアロマホイール
・ワインの香りができるまで
・造り手55人が答えた品種に感じる香り
  

The WINE -ワインを愛する人のスタンダード&テイスティングガイド-

マデリン・パケット / ジャスティン・ハマック 著(発行所:日本文芸社)

アメリカの国際的ソムリエ教育機関の資格を所持している著者のマデリン・パケット。
前職のデザイン業界でのキャリアを活かして作成したサイト(winefolly.com)のコンテンツが本になったものがこちらです。
デザインが素敵!と思って手に取った本だったので、著者の経歴を知って納得でした。

 

この本の構成要素!
①そもそもワインとは?
②ワインの9つの種類を知る
③ワインの産地を知る
  

具体的な内容について説明していきます。

すべての章に共通していることですが、この本は「文字を読んで理解する」というより「絵を見て理解する」です。言うなれば、イラストが盛りだくさんのワイン辞書。

①そもそもワインとは?では、ワインの5つの特徴や保存方法、食材との組み合わせなどの基礎を取り上げています。

②ワインの9つの種類を知るでは、「ライトボディの白ワイン」「アロマティックな白ワイン」「デザートワイン」…などなど、味わいのタイプ別に55種類のワインの特徴が記載されています。
毎晩ワインを楽しむ時に手に取るのはこの本が多いかもしれません。

③ワインの産地を知るでは、各国の中でも産地によるワインの味わいの違いや気候、品種などが詳しく記載されています。(生産量や栽培面積等、年ごとに変化する数値は最新のものを自分で調べる必要があります)

 

【特に参考にしたPOINT】
・ワインの味わいを決める5つの要素(甘みのレベル)
・55種類のワインのデータ(ウェブサイトにはもっとたくさんの種類が載っています)
  
  

テイスティングは脳でする

中本 聡文 / 石田 博 著(発行所:日本ソムリエ協会)

ソムリエ協会に入会すると隔月で届く協会誌「Sommelier」で連載されていたテイスティングの基本が書籍になったものがこちら。
わたし自身、協会誌に掲載されていた時からずっと読んで参考にしていたものだったので、単行本になると分かってからすぐに購入した1冊です。
「我流では上達しない」と表紙に書かれていますが、読み進めていくとその意味を痛感します。

 

この本の構成要素!
①テイスティングの準備
②外観・香り・味わいの基本フォーム
③酸味・渋み・余韻の分析方法
  

具体的な内容について説明していきます。

①②③に共通して大切にしているのが、テイスティングをする際の「フォーム」
そのフォームの作り方から、丁寧に説明されています。(お手本はイチロー選手、だそうです)
オブザーバーのテイスティングコメントに対しての添削もされているので、良い例・良くない例というのも見ることが出来ます。
試験対策向きではないかもしれませんが、テイスティングの本質部分が書かれている本なので、資格取得後の勉強のためにも一度読んでおくことをおすすめします。

  

【特に参考にしたPOINT】
・外観~味わいまでの基本フォーム
・オブザーバーのテイスティングコメント
・味わいのバランスを表現するチャート
  
本はソムリエ協会のHPから購入できます。
 
 
 
いかがでしたでしょうか。
ワインに関する書籍はたくさんありますので、自分に合った書籍を探して、より楽しくワインを学んでいきましょう!
 
 
マル
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お疲れさまでした!

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