

本記事では、
ワインメーカー兼ソムリエのマルと、ワインメーカー兼ワインエキスパートのモーリーが、飲んだワインの感想を、自由に、素直に、思ったままに。
ゆるーくお届けしていきます。
今日のワイン
ピノタージュ2018 / 奥出雲葡萄園




色が濃いから、がっつりした味わいなのかと思ったけど、飲み口は軽やかだ〜
最後に口の中がきゅっと乾く感じ。



まとめ
香りの第一印象は穏やか。
開けたてはスパイシーー!(黒胡椒や甘草)ですが、時間が経つと熟したブラックベリーなどの果実も感じられます。
さらに待つと、樽由来のカカオやチョコレートのような香りも。
飲み口は軽やかですが、後半に感じるなめらかなタンニンがフィニッシュまで味わいを引っ張っていくイメージです。
抜栓2日目:昨日とガラリと表情を変えてきました。
マルベリージャムのような、果実の甘い香り。
口中でも香りの印象のまま、ジューシーな果実味が前面に。
まるく、ふくよかなボディになりました。
総合評価
→ 2.5(探してまでは買わないかも)
そもそも本数少なすぎて入手困難問題。島根付近にお住いの方はチャンスありありです。
※味わい・価格・飲んだシチュエーション・手に入れやすさを含めた個人的な5段階評価です
5(常にキープしておきたい!)
4(見かけたら買う!)
3(選択肢の1つとしてあり!)
2(探してまでは買わないかも)
1(もういいかな…)
こんな人におすすめ
▶︎珍しいものが好きな人
▶︎渋みが好きな人
▶︎本場のピノタージュと飲み比べたい人
詳細あれこれ
奥出雲葡萄酒園について
奥出雲の山々に囲まれた森の中。
風土に根差したスローライフを実践し、自然と食を大切にする共通理念を掲げた農園や店舗が集まる「食の社」の一角にあるワイナリー。
ワイン造りのポリシーは「symbiosis(共生)」。
自然との共生を大切に、土地の生態系に配慮したブドウ栽培を行う。
(9月に伺ったときはヘビがにょろにょろお出迎えしてくれました。自然)
レストランやカフェも併設。ショップでは試飲や買い物、地下では熟成庫の見学や2〜3週間ごとに展示内容の変わるギャラリーも楽しめる。
ピノタージュ 2018
・税抜き 2,500円(750ml)
・ピノ・タージュ100%
・アルコール度数 13%
三年前の春、数種類の葡萄の苗を畑に植えました。
はじめは細かった苗も、少しずつ大きくなり、
昨年初めてワインの仕込みができるまでになりました。
この葡萄の木とともに私たちもまた成長していきたい
そんな思いのこもった一本です。
※奥出雲葡萄園さまHPより

今日のワイン↓
奥出雲葡萄園|島根県雲南市のワイナリー
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